【東京】一般入試 出願締め切る(再提出前)
都立高校の一般入試の出願が締め切られました。前年と大きく変わっている学校が数多く見受けられます。12月の志望調査と大きく変わっている学校もあるため,注意しましょう。
今回の応募状況を見て,2月14日に取り下げ,2月15日に再提出することができます。
全日制普通科(コース,単位制,島しょ,海外帰国生を除く106校)の7年間の倍率の推移を見てみると男子1.57→1.51→1.54→1.55→1.56→1.57→1.57倍,女子が1.62→1.61→1.58→1.61→1.58→1.64→1.59倍となっており,男子はわずかな上昇傾向,女子は隔年で上下しています。男子の倍率がじわじわと女子に近づいています。
ただし,一校一校見ていくと応募者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。募集人員の増減の影響もあるため,倍率の推移を比べるとよいでしょう。今回の結果と私立高校の合格状況を考慮して,取り下げ・再提出をする受験生が出てくるため,応募倍率はさらに変わります。応募が確定したあと学校によっては欠席者が多数出ます。最終的に合格者数が公表されてから実質倍率(受験者÷合格者)を算出することができます。取り下げ・再提出を検討する場合は十分な注意が必要です。
「2017年春都立高校 一般入試応募状況」
「2017年春都立高校 地域・偏差値別増減グラフ【男子】」
「2017年春都立高校 地域・偏差値別増減グラフ【女子】」
を参考にしてください。
一般入試応募状況を見るときのポイント | ||
応募倍率上昇 | ⇒ | 2017年入試の倍率上昇への不安があるが,「応募倍率」を見て受験生が敬遠し,思ったほど一般入試が厳しくならない場合も。 |
応募倍率低下 | ⇒ | 2017年入試の倍率低下を期待できるが,「応募倍率」を見てを見て受験生が流入し,思ったほど一般入試がゆるやかにならない場合も。 |
倍率が高い学校(普通科) 2.20倍以上
【男子】 | ||||
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■秋留台 | 2.66倍 | ■富士 | 2.32倍 | |
■日比谷 | 2.48倍 | ■広尾 | 2.30倍 | |
■豊多摩 | 2.41倍 | ■北園 | 2.20倍 |
【女子】 | ||||
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■広尾 | 2.78倍 | ■豊多摩 | 2.40倍 | |
■南葛飾 | 2.59倍 | ■向丘 | 2.26倍 | |
■竹早 | 2.53倍 | ■三田 | 2.20倍 |