受験勉強に集中したい!でも友達からの誘いが断りきれない・・・そんな悩みをかかえていませんか?
先輩たちはどのように友達と接したのでしょうか。また、受験生を支えてくれるご家族についてもコメントをいただきました。

まずは受験勉強と友人関係について、いただいたコメントを紹介します。
・勉強しなきゃいけないのに遊びに誘われたら?
・勉強中、メールやLINEにどう対処した?
という質問をしました。

素直に「ゴメン、勉強しなきゃ」って言えばたいがいの人は理解してくれるよ。 ただ、ずっと勉強し続けるのは大変だから適度に気分転換するのも大事!(Lilyさん/市立稲毛)

受験を終わったらみんなで遊びに行くために勉強する!!って言って、誘いを断った。
(匿名希望さん/国府台女子)

携帯の電源を切ることを、おすすめします。
(匿名希望さん)

遊びに誘われても勉強したかったらキッパリ断る。LINEは休憩中以外さわらない!
(匿名希望さん/東洋大牛久・専大松戸・県立柏)

夏休みからは全部遊びは断りました。ラインはきても無視など…勉強終わってから返してました。
(匿名希望さん/慶應女子・市川・昭和秀英)

勉強しなきゃいけないときに、遊びに誘うような友達はいませんでした。
(匿名希望さん/ICU・中央大学・拓大一)

勉強と余暇と、しっかり区別できる友達をつくれたらいいですね。遊びの誘いを断っても、メールやLINEの返信をしなくても、事情を理解してくれるのが本当の友達です。
次に、「家族のありがたさ」というテーマで、
・こんな手助けをしてくれた
・こんなことでケンカした
・家族の支えの大切さ
について質問しました。

親とはまず、塾に行く行かないで喧嘩をした 。塾には、高い塾代を毎月払ってくれた。そのおかげで、志望校に前期で合格できたと思っている。
(K.Aさん)

塾への送迎をしてくれたり、普段の生活においては『集中し易い環境』を整えてくれました。
(匿名希望さん/市立千葉・成田・八千代松陰)

家族は、ここの高校にいきなさいなど、なにも口出ししませんでしたが、塾帰りが遅いと心配してくれたり、毎日おいしいご飯を作って待っていてくれたりと、すごく優しく接してくれました。
(めろんさん/拓大一・明治学院東村山・調布北)

親はあまり勉強しろとうるさく言わず、見守ってくれた。
(匿名希望さん/八王子東・桐光学園・八王子)

親は、勉強中によくおにぎりを作ってくれた。
(fukaさん/日比谷・早稲田実業・帝京大学)

いつもと変わらず接してくれた。家の手伝いができなくてもこの期間中は免除してもらえた。
(ジャガイモさん/筑波大学附属・市川・東邦)

家族は、勉強に集中できるようにと静かな空間をつくってくれました。
(匿名希望さん/昭和秀英・日大習志野・明治学院)

親は仲間の人と勉強するのがよいと言って、春、夏、冬の塾の講習はすべて受けさせてくれました。友達と一緒に勉強や遊びができ、仲間としての競争意識や協力意識を培えたと思います。
(匿名希望市進花子さん/長生)

家族の優しさが伝わってくるコメントばかりですね。保護者の皆様は、受験生のやる気を出させる接し方のヒントにしてください。
最後に、メールやLINEは遮断した!そもそも携帯やスマホを持っていなかった、という先輩方のコメントです。

私はLineはやっていなくて、メールもパソコンでやっていたため、あまり苦労はしませんでした。勉強中遊びに誘われたこともありましたが、そのときは受かったときの自分を思い浮かべました。自分もこのようになりたいと思い、そう思うと自然と断っていました。
(めろんさん/拓大一・明治学院東村山・調布北)

夏休みから徐々に遊べない雰囲気を醸し出す!メールやラインはもたない。
(ジャガイモさん/筑波大学附属・市川・東邦)

携帯持ってなかったので、メールはパソコンだったのですが、友達には受験終わるまで遊ばない宣言をして、パソコンも封印しました。友達も応援してくれて、勉強に集中できるようになりました。
(市進花子さん/筑波大学附属・市川・八千代松陰)

携帯は受験勉強が終わるまで使用はしていませんでした。
(K.Kさん/武蔵野北)

携帯は受験が終わってから、という約束で、持たせてもらえなかったが、それが親の協力だったのだと思う。(匿名希望さん/桐朋・東農大一)

私はガラケーを持っていて、周りの友達はほとんどスマホだったので、私もスマホが欲しいと中三の初めに母にお願いしたのですが、母に反対され、受験が終わってから買うという約束をしました。そのためラインで友達とスムーズに連絡が取れず、タイムラインも見られません。学校内の流行にもついていけず、早くスマホがほしいと思い、母と約束をしたのにもかかわらず「買って、買って」と何度も母にお願いしました。もちろん母は受験終わりまで買ってくれるはずもなく、母に反発しました。
しかし、スマホを持った今思います。絶対にスマホは受験終わりに買ったほうが良いです。お母さん、止めてくれてありがとう!
(るかっしーさん/昭和秀英・淑徳)

スマホは持たせないというのも、受験勉強のための保護者様による協力なのかもしれませんね。スマホやLINEは正しく利用すれば便利なものですが、 本当に必要なのか、どう使うのか、どんな危険があるのか、 はじめによく考え、家族や友達とルールを決めておきましょう。「既読でも返信できないことがあるからね」と、先に断っておくことも必要でしょう。

 

さまざまなメッセージを紹介しました。お役に立てたでしょうか。
先輩方のコメントに共通したことは、

  • お互いに事情をわかりあえる友達とつきあうこと
  • 家族の協力は不可欠、ありがたみを忘れずに

という、今後の人生においても大切なことでした。