【埼玉県公立高校】2024春 合格発表 実質倍率はどう変わった?
埼玉県公立高校 合格者発表 実質倍率判明
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月1日に行われました。この後は3月10日より欠員補充の出願受付が始まり、3月17日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後12年間における全日制普通科の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.22](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)→1.16[1.15](1.15)→1.15[1.13](1.13)→1.16[1.13](1.14)→1.17[1.15](1.16)→1.17[1. 15](1. 16)倍
([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。実質倍率が受験倍率より高くなることがあります。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
逆に実質倍率が受験倍率より低くなるのは、定員より多めに合格者を出す学校が多いためです。
6年前からは前者の傾向が強いようです。
12年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、8年前にやや上昇し、1.20倍を超える状況が3年間続きましたが、5年前は1.20倍に下がり、2年続けて下がった後、2年前、1年前と続けて上がり、今春は変わりありませんでした。2年前は中3卒業生の増加ほど定員を増やさなかったため、前年春は定員を大きく削減したためと考えられます。
1.2倍を下回るようになったのは、国と県の授業料の助成制度が拡充し、私立高校や通信制高校等に進む受験生が増えたためと見られます。その勢いがまだ続いているようです。
ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2024年春埼玉県公立高校 合格状況一覧」「2024年春埼玉県公立高校 偏差値別・地域別合格状況_グラフ」で確認することができます。
⇒「2024年春埼玉県公立高校 合格状況」「2024年春埼玉県公立高校 偏差値別・地域別合格状況_グラフ」
■倍率が高い学校ランキング〔普通科(コース除く):1.26倍以上〕
市立浦和 1.68 蕨 1.49 市立川越 1.49 春日部 1.47 和光国際 1.46 川口北 1.45 川越 1.44 浦和西 1.41 越谷南 1.41 所沢 1.41 川越南 1.38 越ヶ谷 1.37 市立大宮北 1.35 不動岡 1.33 大宮 1.32 川口 1.32 南稜 1.31 浦和第一女子 1.29 川越女子 1.29 市立浦和南 1.28 浦和 1.27 豊岡 1.27 志木 1.26 川口市立 1.26
【埼玉県公立高校】2024春 学力試験終わる あとは合格発表を待つばかり
埼玉県公立高校 受験倍率 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月4日の合格発表を待つばかりです。
制度変更以降13年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)→1.15(1.15)→1.13(1.13)→1.13(1.14)→1.15(1.16)→1.15(1.16)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校があるため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率よりわずかに下がる場合がありますがほぼ変わりない推移です。12年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から早めに私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、7年前に低下に転じました。2年前に低下が止まり、前年春には上昇し、今春はそれを維持しています。低下傾向が続いたのは、国の学費助成金と県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響したためでしょう。前年春の上昇は募集定員を大きく削減した結果と考えられます。今春は中3卒業生数の減少とほぼ同じ数の定員を削減したためか、倍率に変動がありませんでした。
ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2024年春埼玉県公立高校 受験状況」「2024年春埼玉県公立高校地域別・偏差値別 受験増減_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
■倍率が高い学校ランキング〔普通科(コース除く):1.19倍以上〕
市立浦和 1.73 蕨 1.49 市立川越 1.49 春日部 1.47 川越 1.46 和光国際 1.46 川口北 1.45 越谷南 1.42 浦和西 1.41 所沢 1.41 越ケ谷 1.39 川越南 1.38 市立大宮北 1.37 大宮 1.34 不動岡 1.33 浦和第一女子 1.32 川口 1.32 南稜 1.31 川越女子 1.29 市立浦和南 1.28 浦和 1.27 豊岡 1.27 志木 1.26 川口市立 1.26 所沢西 1.24 与野 1.23 春日部女子 1.20 岩槻 1.19 坂戸 1.19 杉戸 1.19
⇒「2024年春埼玉県公立高校 受験状況」「2024年春埼玉県公立高校地域別・偏差値別 受験増減_グラフ」
【埼玉県公立高校】2024春 最終出願状況(2/15)試験日まであと6日
埼玉県公立高校 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉県公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月15日に確定しました。受験生は2月21日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後13年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19→1.15→1.13→1.14→1.16→1.16倍となっています。12年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていきました。しかし、7年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、7年前は若干低下しました。5年前には県の授業料等軽減幅が拡充され、5年連続で倍率が低下しました。しかし、2年前は中3卒業生の増加に見合うほど募集人員を増やさなかったこと、前年春は中3卒業生数がほぼ変わらないのに募集人員を大きく削減したこと、さらに私立高校の推薦基準上昇などの影響か、倍率が上昇しました。
今春は中3卒業生数の減少とほぼ同じ数の定員を削減したためか、倍率に変動がありませんでした。
ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がったのか」「下がったのか」,「2024年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者)」「2024年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者)地区別・偏差値別_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
⇒「2024年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者)」「2024年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者)地区別・偏差値別_グラフ」
■倍率が高い学校ランキング〔普通科(コース除く):1.20倍以上〕
市立浦和 1.75 春日部 1.5 蕨 1.5 市立川越 1.49 川口北 1.47 川越 1.47 和光国際 1.46 浦和西 1.43 所沢 1.43 越谷南 1.42 大宮 1.41 川越南 1.39 越ケ谷 1.39 市立大宮北 1.39 浦和 1.38 浦和第一女子 1.37 川口 1.34 不動岡 1.33 南稜 1.32 川越女子 1.30 市立浦和南 1.30 豊岡 1.29 志木 1.26 与野 1.26 川口市立 1.26 所沢西 1.25 春日部女子 1.21 杉戸 1.20
【埼玉県公立高校】2024春 出願状況(志願変更前2日目)君の志望校の倍率は?
今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。コロナ禍で出願が原則郵送になってから、初日と2日目の差がほとんどなくなっています。普通科合計 30,201→30,226(+25人)、普通・専門・総合合計 39,548→39,587 (+39人)。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月14・15日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。10年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,1回入試への制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,9年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後13年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20→1.15→1.14→1.15→1.17→1.16倍となっています。12年前の制度変更初年度の2012年春は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、7年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、7年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響や国の修学支援の4年前からの拡充で県外私学へも進学しやすくなった影響で低下が続いているようです。2年前から上昇に転じました。2年前は公立中3卒業生の増加に見合ったほど募集定員を増やさなかったため、前年春は定員を大きく削減したため、さらに推薦基準を上げた私立高校の影響があると考えられます。今春は、中3卒業生数の減少とほぼ同じ数の定員を削減しましたが、私立通信制への流れが一段と進んだための倍率低下と見られます。
ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2024年春埼玉公立高校 出願状況(2.9)」「2024年春埼玉公立高校 出願状況(2.9)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.24倍以上〕
市立浦和 1.82 川口市立 1.61 川口北 1.52 川越 1.52 所沢 1.51 蕨 1.51 市立川越 1.51 和光国際 1.50 大宮 1.49 春日部 1.48 浦和 1.46 浦和西 1.45 越ヶ谷 1.44 越谷南 1.43 川越南 1.41 川口 1.40 市立大宮北 1.40 浦和第一女子 1.38 不動岡 1.38 志木 1.37 南稜 1.35 豊岡 1.33 川越女子 1.32 与野 1.30 市立浦和南 1.30 熊谷西 1.24 杉戸 1.24 所沢西 1.24 川口市立 1.24
【埼玉県公立高校】2024春 進路希望調査結果(12月)どうなる君の志望校
今春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2024年春の入試では、全日制普通科の13年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25→1.24→1.20→1.19→1.19→1.20→1.19倍と8年前まで緩やかな上昇傾向にありましたが、7年前から低下に転じ、前年は上昇しましたが、今回再び低下。低下が続いたのは県独自の私学授業料等補助金の拡充に加え、国の修学支援金の拡充も影響していると思われます。前年に上昇したのは、中3卒業生数はほとんど変わりがない中、定員を720人減らしたためでしょう。今回は、中3卒業生数の減少とほぼ同じ数の定員を削減しましたが、私立通信制への流れが一段と進んだための倍率低下と見られます。
高校ごとに見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、進路希望状況調査から今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2024年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 ➡ 2024年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 ➡ 2024年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合も。
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2024年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「地域別・偏差値別グラフ」
倍率が高かった学校(普通科1.30倍以上)
市立川越 2.64、市立浦和 2.34、浦和西 1.72、越ヶ谷 1.72、川口市立 1.71、大宮 1.7、和光国際 1.69、所沢 1.67、川越南 1.62、上尾 1.61、越谷南 1.61、蕨 1.59、市立浦和南 1.56、川越 1.55、熊谷西 1.52、川口 1.47、南稜 1.46、志木 1.44、鳩ヶ谷 1.44、浦和北 1.42、浦和東 1.42、川口北 1.4、豊岡 1.4、市立大宮北 1.4、与野 1.34、浦和 1.33、浦和第一女子 1.32、松伏 1.31、不動岡 1.3
【埼玉県公立高校】2023春 合格状況 実質倍率判明
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月3日に行われました。この後は3月10日より出願受付が始まり、3月17日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後11年間における全日制の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.21](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)→1.16[1.15](1.15)→1.13[1.13](1.13)→1.14[1.13](1.14)→1.14[1.13](1.16)倍([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。実質倍率が受験倍率より高くなることがあります。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
逆に実質倍率が受験倍率より低くなるのは、定員より多めに合格者を出す学校が多いためです。
近年は前者の傾向が強いようです。
11年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、7年前にやや上昇し、1.20倍を超える状況が3年間続きましたが、4年前は1.20倍に下がり、2年続けて下がった後、前年に上がり、今春は前年と変わりありませんでした。前年は中3卒業生の増加ほど定員を増やさなかったため、今春は定員を大きく削減したためと考えられます。
1.2倍を下回るようになったのは、国と県の授業料の助成制度が拡充し、私立高校や通信制高校等に進む受験生が増えたためと見られます。その勢いがまだ続いているようです。
ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2023年春埼玉県公立高校 合格状況」「2023年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」で確認することができます。
⇒「2023年春埼玉県公立高校 合格状況」「2023年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.27倍以上〕
市立浦和2.13倍 川口市立1.93倍 浦和1.43倍 浦和西1.43倍 越谷南1.43倍 和光国際1.43倍 市立浦和南1.43倍 川越南1.41倍 浦和北1.40倍 越ヶ谷1.40倍 大宮1.39倍 川越1.38倍 川越女子1.34倍 市立川越1.34倍 蕨1.33倍 所沢1.32倍 浦和一女1.30倍 所沢北1.30倍 不動岡1.30倍 春日部1.29倍 川口北1.27倍 南稜1.27倍
【埼玉県公立高校】2023春 受験状況
埼玉県公立高校 受験倍率 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月4日の合格発表を待つばかりです。
制度変更以降12年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)→1.15(1.15)→1.13(1.13)→1.13(1.14)→1.15(1.16)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校があるため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率よりわずかに下がる場合がありますがほぼ変わりない推移です。11年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から早めに私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、6年前に低下に転じました。前年に低下が止まり、今春は上昇しました。低下傾向が続いたのは、国の学費助成金と県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響したためでしょう。今春の上昇は募集定員を大きく削減した結果と考えられます。ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2023年春埼玉県公立高校 受験状況」「2023年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
⇒「2023年春埼玉県公立高校 受験状況」「2023年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.27倍以上〕
市立浦和2.19倍 川口市立1.93倍 浦和1.46倍 浦和西1.43倍 越谷南1.43倍 和光国際1.43倍 市立浦和南1.43倍 越ヶ谷1.42倍 大宮1.41倍 川越南1.41倍 浦和北1.40倍 川越1.38倍 川越女子1.34倍 市立川越1.34倍 所沢1.33倍 蕨1.33倍 浦和一女1.30倍 春日部1.30倍 所沢北1.30倍 不動岡1.30倍 川口北1.27倍 南稜1.27倍
【埼玉県公立高校】2023春 応募者確定
埼玉県公立高校 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉県公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月16日に確定しました。受験生は2月22日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後11年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19→1.15→1.13→1.14→1.16倍となっています。11年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていきました。しかし、6年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、6年前は若干低下しました。4年前には県の授業料等軽減幅が拡充され、6年連続で倍率が低下しました。しかし、前年は中3卒業生の増加に見合うほど募集人員を増やさなかったこと、今春は募集人員を削減したこと、さらに私立高校の推薦基準上昇などの影響か、倍率が上昇しました。ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がったのか」「下がったのか」,「2023年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2023年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.27倍以上〕
市立浦和2.20倍 川口市立1.94倍 浦和1.55倍 市立浦和南1.46倍 浦和西1.45倍 越谷南1.45倍 大宮1.44倍 和光国際1.44倍 越ヶ谷1.43倍 浦和北1.41倍 川越南1.41倍 川越1.40倍 川越女子1.36倍 市立川越1.36倍 浦和一女1.35倍 所沢1.34倍 蕨1.34倍 春日部1.31倍 所沢北1.31倍 不動岡1.30倍 川口北1.28倍 南稜1.27倍
【埼玉県公立】2023春 出願2日目状況(2月13日現在)
今春入試の倍率は? 志望校を変えるかどうか・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。コロナ禍で出願が原則郵送になってから、初日と2日目の差がほとんどなくなっています。普通科合計 31,048→31,102 (+54 +0.17%)
普通・専門・総合合計 40,002→40,069 (+67 +0.17%)。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月15・16日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。9年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,1回入試に制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,8年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後12年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20→1.15→1.14→1.15→1.17倍となっています。11年前の制度変更初年度の2012年春は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、6年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、6年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響や国の修学支援の3年前からの拡充で県外私学へも進学しやすくなった影響で低下が続いているようです。2年前から増加に転じました。2年前は公立中3卒業生の増加に見合ったほど募集定員を増やさなかったため、今春は定員を大きく削減したため、さらに推薦基準を上げた私立高校の影響があると考えられます。
ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2023年春埼玉公立高校 出願状況(2.13)」「2023年春埼玉公立高校 出願状況(2.13)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.29倍以上〕
市立浦和2.30倍 川口市立1.95倍 浦和1.67倍 越ヶ谷1.52倍 大宮1.50倍 越谷南1.48倍 浦和西1.47倍 川越南1.47倍 浦和北1.45倍 和光国際1.45倍 市立浦和南1.45倍 市立川越1.45倍 川越1.41倍 所沢1.39倍 浦和一女1.37倍 川越女子1.37倍 所沢北1.35倍 蕨1.35倍 不動岡1.33倍 春日部1.32倍 南稜1.30倍 川口北1.29倍 豊岡1.29倍
【埼玉県公立】2023春 出願初日状況(2月9日現在)
今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願初日の結果が公表されました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月15・16日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。9年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,1回入試に制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,8年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後7年間における同時期倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.19→1.14→1.14→1.14→1.17倍となっています。6年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、5年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響や国の修学支援の3年前からの拡充で県外私学へも進学しやすくなった影響で低下が続いているようです。今春は上昇に転じました。公立中3卒業生の減少はわずかでしたが、募集定員を大きく削減したことや、推薦基準を上げた私立高校の影響があると考えられます。
ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2023年春埼玉公立高校 出願状況(2.9)」「2023年春埼玉公立高校 出願状況(2.9)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.32倍以上〕
市立浦和2.29、川口市立1.94、浦和1.67、越ケ谷1.51、大宮1.5、越谷南1.48、浦和西1.47、川越南1.47、浦和北1.45、和光国際1.45、市立浦和南1.44、市立川越1.44、川越1.4、所沢1.39、川越女子1.37、浦和第一女子1.36、所沢北1.34、蕨1.34、不動岡1.33、春日部1.32
【埼玉県公立】2023春 進路希望調査(12月15日現在)
今春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2022年春の入試では、全日制普通科の13年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25→1.24→1.20→1.19→1.19→1.20倍と7年前まで緩やかな上昇傾向にありましたが、6年前から低下に転じ、今回は上昇しました。低下が続いたのは県独自の私学授業料等補助金の拡充に加え、国の修学支援金の拡充も影響していると思われます。今回上昇したのは、中3卒業生数はほとんど変わりがない中、、定員を720人減らしたためでしょう。
高校ごとに見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、進路希望状況調査から今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2023年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 ➡ 2023年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 ➡ 2023年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合も。
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2023年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「地域別・偏差値別グラフ」
倍率が高かった学校(普通科1.50倍以上)
市立浦和 2.85、川口市立 2.69、市立川越 2.01、越谷南 1.82、上尾 1.75、越ヶ谷 1.75、大宮 1.72、川越南 1.71、浦和西 1.70、市立浦和南 1.67、鳩ヶ谷 1.59、所沢 1.56、浦和 1.53、和光国際 1.51、所沢北 1.50
【埼玉県公立】2022春 合格状況 実質倍率判明
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月4日に行われました。この後は3月10日より出願受付が始まり、3月17日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後10年間における全日制普通科の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.21](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)→1.16[1.15](1.15)→1.13[1.13](1.13)→1.14[1.13](1.14)倍([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。実質倍率が受験倍率より高くなることがあります。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
逆に実質倍率が受験倍率より低くなるのは、定員より多めに合格者を出す学校が多いためです。近年は前者の傾向が強いようです。
10年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、5年前にやや上昇し、1.20倍を超える状況がしばらく続きましたが、3年前は1.20倍に下がり、2年前は1.16倍と大きく下がって、前年はさらに下がっていいます。今回はやや上がりましたが、中3卒業生の増加ほど定員を増やさなかったことが原因となっていると考えられます。
国と県の授業料の助成制度が拡充し、私立高校等に進む受験生が増えたためと見られます。ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2022年春埼玉県公立高校 合格状況」「2022年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」で確認することができます。
⇒「2022年春埼玉県公立高校 合格状況」「2022年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.20倍以上〕
市立浦和2.06倍 川口市立1.81倍 浦和西1.54倍 蕨1.47倍 市立川越1.46倍 市立浦和南1.45倍 大宮1.44倍 越谷北1.43倍 浦和第一女子1.42倍 川越南1.40倍 越谷南1.39倍 越ヶ谷1.34倍 川越女子1.33倍 南稜1.30倍 所沢1.29倍 浦和1.26倍 浦和東1.26倍 春日部1.24倍 川口北1.24倍 鳩ヶ谷1.24倍 入間向陽1.23倍 不動岡1.22倍 与野1.22倍 豊岡1.20倍
【埼玉県公立】2022春 受験状況
埼玉県公立高校 受験倍率 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月4日の合格発表を待つばかりです。
制度変更以降11年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)→1.15(1.15)→1.13(1.13)→1.13(1.14)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校がありますが、全体から見るとわずかなため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率とほぼ変わりない推移です。10年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から早めに私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、5年前に低下に転じ、今春も低下が続いています。国の学費助成金と県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響しているものと見られます。ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2022年春埼玉県公立高校 受験状況」「20221年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
⇒「2022年春埼玉県公立高校 受験状況」「2022年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.20倍以上〕
市立浦和2.11倍 川口市立1.82倍 浦和西1.55倍 蕨1.47倍 市立川越1.46倍 浦和南1.46倍 越谷北1.45倍 大宮1.44倍 浦和第一女子1.43倍 川越1.42倍 所沢北1.42倍 和光国際1.42倍 川越南1.40倍 越谷南1.39倍 越ヶ谷1.36倍 川越女子1.34倍 南稜1.31倍 所沢1.28倍 浦和1.27倍 浦和東1.26倍 川口北1.25倍 春日部1.24倍 鳩ヶ谷1.24倍 入間向陽1.23倍 不動岡1.22倍 与野1.22倍 豊岡1.20倍
【埼玉県公立】2022春 出願状況 志願先変更後 最終
埼玉県公立高校 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉県公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月18日に確定しました。受験生は2月24日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後10年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19→1.15→1.13→1.14倍となっています。10年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていきました。しかし、5年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、4年前は若干低下しました。さらに3年前に県の授業料等軽減幅が拡充された影響で、5年連続で倍率が低下しました。しかし、今春は中3卒業生の増加に見合うほど募集人員を増やさなかったことや、私立高校の推薦基準上昇などの影響か、倍率が上昇しましたl。ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がったのか」「下がったのか」,「2022年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2022年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.23倍以上〕
市立浦和2.13倍 川口市立1.83倍 浦和西1.56倍 蕨1.48倍 市立川越1.48倍 浦和第一女子1.47倍 大宮1.47倍 浦和南1.47倍 川越1.45倍 越谷北1.45倍 所沢北1.43倍 和光国際1.43倍 川越南1.41倍 越谷南1.40倍 越ヶ谷1.37倍 川越女子1.35倍 所沢1.32倍 南稜1.31倍 浦和1.30倍 浦和東1.27倍 川口北1.27倍 春日部1.26倍 鳩ヶ谷1.26倍 入間向陽1.23倍 不動岡1.23倍 与野1.23倍
「2022年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」
【埼玉県公立】2022春 出願状況 志願先変更前(2日目)
今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月17・18日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。8年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,1回入試に制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,7年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後11年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20→1.15→1.14→1.15倍となっています。10年前の制度変更初年度の2012年春は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、5年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、5年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響や国の修学支援の2年前からの拡充で県外私学へも進学しやすくなった影響で低下が続いているようです。今春は増加に転じました。公立中3卒業生の増加に見合ったほど募集定員を増やさなかったことや、推薦基準を上げた私立高校の影響があると考えられます。
ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2022年春埼玉公立高校 出願状況(2.15)」「2022年春埼玉公立高校 出願状況(2.15)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.27倍以上〕
市立浦和2.20倍 川口市立1.87倍 浦和西1.60倍 市立川越1.56倍 大宮1.54倍 浦和一女1.53倍 川越1.50倍 越谷北1.50倍 市立浦和南1.49倍 蕨1.47倍 和光国際1.44倍 所沢北1.43倍 川越南1.42倍 浦和1.41倍 越谷南1.41倍 越ヶ谷1.38倍 所沢1.37倍 川越女子1.35倍 南稜1.35倍 入間向陽1.29倍 浦和東1.29倍 川口北1.29倍 春日部1.28倍 鳩ヶ谷1.27倍
【埼玉県公立】2022春 進路希望調査(12月)
今春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2022年春の入試では、全日制普通科の12年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25→1.24→1.20→1.19→1.19倍と6年前まで緩やかな上昇傾向にありましたが、5年前から低下に転じ、今回は前年と同じになりました。低下が続いたのは県独自の私学授業料等補助金の拡充や今回は国の修学支援金の拡充も影響していると思われます。今回低下に歯止めがかかったのは、中3卒業生の増加に見合うほど、定員を増やさなかったためでしょう。
高校毎に見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、進路希望状況調査から今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2021年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 ➡ 2022年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 ➡ 2022年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合も。
倍率が高かった学校(普通科1.55倍以上)
市立浦和2.80、川口市立2.53、市立川越2.50、浦和西1.91、市立浦和南1.80、越谷南1.79、川越南1.76、南稜1.73、鳩ヶ谷1.72、大宮1.71、所沢北1.64、越ヶ谷1.61、和光国際1.61、越谷北1.58
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2021年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」
【埼玉県公立】2021春 合格発表 実質倍率判明
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月8日に行われました。この後は3月17日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後10年間における全日制普通科の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.21](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)→1.16[1.15](1.15)→1.13[1.13](1.13)倍([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。4年前までは、実質倍率が受験倍率より低くなっていましたが,定員より合格者を多く出す学校が多くあるためです。ところが、3年前より状況が変わり、実質倍率が受験倍率より高くなることがあります。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
9年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、5年前にやや上昇しました。その後、やや低下し、4年前・3年前と同じ値になり、2年前は1.20倍に下がり、前年は1.16倍と大きく下がって、今回はさらに下がっていいます。国と県の授業料の助成制度が拡充し、私立高校等に進む受験生が増えたためと見られます。ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2021年春埼玉県公立高校 合格状況」「2021年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」で確認することができます。
⇒「2021年春埼玉県公立高校 合格状況」「2021年春埼玉県公立高校 合格状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.19倍以上〕
市立浦和1.84倍 川口市立1.71倍 川越南1.66倍 市立川越1.62倍 大宮1.47倍 所沢北1.43倍 浦和西1.37倍 蕨1.36倍 浦和第一女子1.35倍 川越1.35倍 南稜1.35倍 越谷北1.34倍 越ヶ谷1.33倍 不動岡1.32倍 市立大宮北1.32倍 川越女子1.28倍 春日部1.27倍 浦和1.26倍 越谷南1.26倍 本庄1.25倍 朝霞西1.22倍 伊奈総合1.22倍 志木1.22倍 所沢1.22倍 鳩ヶ谷1.21倍 朝霞1.20倍 所沢中央1.19倍 市立浦和南1.19倍
【埼玉県公立】2021春 受験状況 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月8日の合格発表を待つばかりです。
制度変更後9年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)→1.15(1.15)→1.13(1.13)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校がありますが、全体から見るとわずかなため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率とほぼ変わりない推移です。9年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から早めに私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、4年前に低下に転じ、今春も低下が続いています。国の学費助成金と県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響しているものと見られます。ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2021年春埼玉県公立高校 受験状況」「2021年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
⇒「2021年春埼玉県公立高校 受験状況」「2021年春埼玉県公立高校 受験状況_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.26倍以上〕
市立浦和1.88倍 川口市立1.72倍 川越南1.66倍 市立川越1.64倍 大宮1.48倍 所沢北1.43倍 浦和西1.38倍 浦和第一女子1.36倍 越谷北1.36倍 蕨1.36倍 川越1.35倍 越ヶ谷1.35倍 南稜1.34倍 不動岡1.32倍 市立大宮北1.31倍 川越女子1.28倍 春日部1.27倍 越谷南1.27倍 本庄1.27倍 浦和1.26倍
【埼玉県公立】2021年春 埼玉県公立高校 出願状況 最終
埼玉県公立高校 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉県公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月19日に確定しました。受験生は2月26日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後10年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19→1.15→1.13倍となっています。9年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていきました。しかし、4年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、3年前は若干低下しました。さらに2年前に県の授業料等軽減幅が拡充された影響で、5年連続で倍率が低下し、前年には制度変更初年度の倍率と同じになっています。ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がったのか」「下がったのか」,「2021年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2021年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.27倍以上〕
市立浦和1.90倍 川口市立1.73倍 川越南1.67倍 市立川越1.64倍 大宮1.51倍 所沢北1.43倍 浦和第一女子1.38倍 浦和西1.38倍 川越1.36倍 越ヶ谷1.36倍 越谷北1.36倍 蕨1.36倍 南稜1.35倍 浦和1.34倍 大宮北1.33倍 不動岡1.32倍 川越女子1.29倍 春日部1.28倍 越谷南1.27倍 本庄1.27倍
⇒「2021年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2021年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」
【埼玉県公立】2021春 埼玉県公立高校 出願状況 2日目
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月18・19日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。7年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,6年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後10年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20→1.15→1.14倍となっています。9年前の制度変更初年度の2012年春は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、4年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、4年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響で低下が続いているようです。ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2021年春埼玉公立高校 出願状況(2.16)」「2021年春埼玉公立高校 出願状況(2.16)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.30倍以上〕
市立浦和1.99倍 川口市立1.81倍 川越南1.77倍 市立川越1.64倍 大宮1.57倍 浦和一女1.46倍 浦和1.43倍 所沢北1.43倍 日高1.43倍 浦和西1.40倍 南稜1.40倍 越ヶ谷1.38倍 川越1.37倍 蕨1.35倍 市立大宮北1.35倍 越谷北1.34倍 不動岡1.33倍 越谷南1.32倍 川越女子1.30倍
【埼玉公立】2021春 埼玉県公立高校 進路希望12月調査
今春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2021年春の入試では、全日制普通科の11年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25→1.24→1.20→1.19倍と5年前まで緩やかな上昇傾向にありましたが、4年前から低下に転じています。県独自の私学授業料等補助金の拡充や今回は国の修学支援金の拡充も影響していると思われます。
高校毎に見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、進路希望状況調査から今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2021年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 ➡ 2021年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 ➡ 2021年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合も。
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2021年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「地域別・偏差値別グラフ」
【埼玉公立】2020春 埼玉県公立高校 合格発表 実質倍率推移
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月9日に行われました。この後は3月17日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後8年間における全日制普通科の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.21](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)→1.16[1.15](1.15)倍([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。3年前までは、実質倍率が受験倍率より低くなっていましたが,定員より合格者を多く出す学校が多くあるためです。ところが、2年前より状況が変わり、実質倍率が受験倍率より高くなっています。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
9年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、4年前にやや上昇しました。その後、やや低下し、3年前・2年前と同じ値になり、前年は1.20倍に下がり、今回は1.16倍と大きく下がっています。国と県の授業料の助成制度が拡充し、私立高校等に進む受験生が増えたためと見られます。ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2020年春埼玉県公立高校 合格状況(3.09)」「2020年春埼玉県公立高校 合格状況(3.09)_グラフ」で確認することができます。
⇒「2020年春埼玉県公立高校 合格状況(3.09)」「2020年春埼玉県公立高校 合格状況(3.09)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.22倍以上〕
市立浦和1.55倍 浦和西1.52倍 蕨1.48倍 浦和1.47倍 川越1.44倍 川口北1.39倍 川越女子1.39倍 浦和第一女子1.37倍 浦和南1.36倍 和光国際1.35倍 春日部1.33倍 越ヶ谷1.33倍 大宮北1.33倍 与野1.32倍 川越南1.30倍 越谷南1.30倍 朝霞1.28倍 大宮1.28倍 浦和北1.26倍 豊岡1.25倍 鳩ヶ谷1.25倍 坂戸1.24倍 熊谷西1.22倍 草加南1.22倍 不動岡1.22倍
【埼玉公立】2020春 埼玉県公立高校 受験倍率 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月9日の合格発表を待つばかりです。
制度変更後9年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)→1.15(1.15)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校がありますが、全体から見るとわずかなため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率とほぼ変わりない推移です。8年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から早めに私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、3年前に低下に転じ、今春は前年より大きく低下しています。国の学費助成金と県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響しているものと見られます。ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2020年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)」「2020年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
⇒「2020年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)」「2020年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)偏差値・地域別増減_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.25倍以上〕
市立浦和1.58倍 浦和西1.55倍 蕨1.50倍 浦和1.47倍 川越1.45倍 川口北1.39倍 川越女子1.39倍 浦和第一女子1.38倍 浦和南1.36倍 和光国際1.35倍 大宮北1.34倍 春日部1.33倍 越ヶ谷1.33倍 与野1.32倍 大宮1.30倍 川越南1.30倍 越谷南1.30倍 朝霞1.28倍 熊谷西1.26倍 豊岡1.26倍 浦和北1.25倍 坂戸1.25倍 鳩ヶ谷1.25倍
【埼玉公立】2020春 埼玉県公立高校 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉県公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月21日に確定しました。受験生は2月28日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後9年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19→1.15倍となっています。制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていました。しかし、3年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、2年前は若干低下しました。前年と今春は県の授業料等軽減幅が拡充された影響で、4年連続で倍率が低下し、制度変更初年度の倍率と同じになっています。ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がったのか」「下がったのか」,「2020年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2020年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
⇒「2020年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)」「2020年春埼玉公立高校 出願状況(最終志願者確定)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.30倍以上〕
市立浦和1.58倍 浦和西1.55倍 蕨1.51倍 浦和1.49倍 川越1.45倍 川口北1.39倍 川越女子1.39倍 浦和第一女子1.38倍 和光国際1.37倍 浦和南1.37倍 春日部1.34倍 越ヶ谷1.34倍 大宮北1.34倍 与野1.33倍 大宮1.31倍 川越南1.30倍 越谷南1.30倍
【埼玉公立】2020春 今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月20・21日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。6年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,制度変更から数年たって状況が落ち着いたことから,5年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後9年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20→1.15倍となっています。9年前の制度変更初年度の2012年春は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、3年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、3年前は若干低下しました。それとともに県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響で低下が続いているようです。ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2020年春埼玉公立高校 出願状況(2.18志願変更前)」「2020年春埼玉公立高校 出願状況(2.18志願変更前)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.32倍以上〕
市立浦和1.59倍 浦和西1.56倍 浦和1.53倍 蕨1.53倍 川越1.46倍 川口北1.41倍 市立大宮北1.41倍 浦和一女1.39倍 川越女子1.39倍 和光国際1.39倍 越ヶ谷1.38倍 大宮1.36倍 市立浦和南1.36倍 春日部1.34倍 与野1.33倍 越谷南1.32倍 草加南1.32倍
⇒「2020年春埼玉公立高校 出願状況(2.18志願変更前)」「2020年春埼玉公立高校 出願状況(2.18志願変更前)_グラフ」
【埼玉公立】2019春の入試問題は、難しかったのか
過去問を解く前に知っておきたい!公立高校入試平均点
埼玉県公立高校
過去問を解くうえで知っておかなければならないことは、その年その年で問題の難度が違うということ。 「ある年の過去問はできたのに、次の年の過去問はあまり解けなかった」とがっかりするのは間違いです。問題が難しかったのであれば、ほかの受験生が解いても同じことになるからです。
そこで参考になるのが入試平均点。その年の問題がやさしかったのか難しかったのかを確認しながら過去問に取り組んでいくと効果的です。
また、入試制度の変更にともなって受験者層が変わると平均点も変わるということに注意しましょう。
─ 埼玉県公立高校入試問題 過去の平均点 ─
500点満点の平均点が38点上昇した2013年春に対し、2014年春の学力検査は26点低下して、前々年の平均点に近づきました。しかし,2015年春は再び10点近く上がり、2016年春にはさらに10点程度上がりました。ところが、2017年春は10点程度下がって2015年春並みになり、2018年春はほぼ前年並みとなりました。2019年春は7点下がって、5年間では最も低くなっています。
しかし、2017年春から学校選択問題が導入されたため、学力上位層が多い学校の受験生は数学・英語に関しては一般の問題を受験していないことに加え、理科・社会の検査時間が40分から50分に伸びているため、単純には2016年以前と比較できなくなっていることに注意が必要です。
2012年の入試一本化以降,5教科平均点は安定していませんので、過去問演習の際には得点の上下だけで一喜一憂するのではなく、このページを参考に平均点の推移を加味して分析することが大切です。
2010年から1教科100点満点になり、点差のつく記述問題の重要度が高まりました。記述問題の解答づくりをしっかり練習することが大切です。
─ 学校選択問題 2017年入試から ─
2017年春入試から、英語と数学について今までより難度を一部下げた問題にする代わりに、希望した学校では一部難度が高い問題を選択することができるようになりました。3年目にあたる2019年春から採用校が1校増え、下記21校が学校選択問題を導入しています。次年度以降選択問題を採用する学校が変わるかもしれませんので注意が必要です。塾や学校の先生によく相談して過去問に取り組むようにしましょう。
○学校選択問題実施校(2019春参考)
浦和、浦和第一女子、浦和西、大宮、春日部、春日部女子、川口北、川越、川越女子、川越南、熊谷、熊谷女子、熊谷西、越ヶ谷、越谷北、所沢、所沢北、不動岡、和光国際、蕨、さいたま市立浦和
─ 社会、理科の検査時間が50分に 2017年入試から ─
受験生がしっかり考えて解答できるようにと、2017年から社会、理科の検査時間が40分から50分に変更され、5教科とも50分に統一されました。社会、理科の過去問を解くとき難しいと思う問題は少し時間をかけ、落ち着いて取り組む練習が必要です。
ヒント 2017春から英語と数学の共通問題は今までより難度を低くし、理科・社会の検査時間が伸びたことから、点数が高くなると考えられました。しかし、高得点者が多い選択問題採用校の受験生が受験しない分は低くなる要因になったこともあり、受験者平均点が下がっています。いずれにせよ、今までの点数とは単純には比べられません。過去のものとの比較は参考程度にしましょう。
【埼玉公立】合格発表 実質倍率はどう動いたか
埼玉県公立高校入試の合格発表が3月8日に行われました。この後は3月18日より欠員補充が始まります。欠員補充の具体的な日程や内容は実施する学校が決めることになっています。
制度変更後8年間における全日制普通科の実質倍率(受験者/合格者)の推移を見てみると1.15[1.15](1.15)→1.19[1.21](1.21)→1.20[1.21](1.21)→1.20[1.22](1.22)→1.22[1.23](1.24)→1.21[1.22](1.22)→1.21[1.20](1.20)→1.20[1.19](1.19)倍([ ]内は受験倍率(受験者/定員),( )内は出願倍率(出願者/定員))となっています。2年前までは、実質倍率が受験倍率より低くなっていましたが,定員より合格者を多く出す学校が多くあるためです。ところが、前年より状況が変わり、実質倍率が受験倍率より高くなっています。これは、多数の欠員が出る学校が増えたため、全体の合格者数が定員より少なくなってしまうためです。
8年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から,公立高校入試前に私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降はほぼ1.20倍で安定していました。しかし、3年前にやや上昇しました。その後、やや低下し、前年・前々年と同じ値になり、今春は1.20倍に下がっています。ただし,高校ごとに見ると倍率が上がった高校もあれば,下がった高校もあります。高校別に倍率が「上がったか」「下がったか」5年間の推移を,「2019年春埼玉県公立高校 合格状況(3.08)」「2019年春埼玉県公立高校 合格状況(3.08)_グラフ」で確認することができます。
⇒「2019年春埼玉県公立高校 合格状況(3.08)」「2019年春埼玉県公立高校 合格状況(3.08)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.30倍以上〕
市立浦和1.82倍 浦和西1.61倍 川口市立1.51倍 所沢北1.48倍 川越女子1.47倍 蕨1.47倍 所沢1.46倍 越ヶ谷1.45倍 越谷南1.44倍 川越南1.42倍 浦和1.40倍 浦和北1.40倍 上尾1.39倍 川越1.36倍 与野1.36倍 大宮1.35倍 深谷第一1.35倍 市立浦和南1.35倍 市立川越1.34倍 春日部1.32倍 浦和第一女子1.30倍 大宮南1.30倍 不動岡1.30倍
【埼玉公立】受験倍率 学力検査終わる
埼玉県公立高校入試の学力検査が終わり受験倍率(受験者/定員)が出ました。受験生は3月8日の合格発表を待つばかりです。
制度変更後8年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15(1.15)→1.21(1.21)→1.21(1.21)→1.22(1.22)→1.23(1.24)→1.22(1.22)→1.20(1.20)→1.19(1.19)倍(カッコ内は出願倍率(出願者/定員))となっています。志願先変更後に若干辞退者が出る学校がありますが、全体から見るとわずかなため、受験倍率は志願先変更後の出願倍率とほぼ変わりない推移です。7年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていました。2年目以降は1.2倍を少し超えゆるやかな上昇傾向にありましたが、2年前に低下に転じ、今春も前年に続き低下しています。県独自の私立高校授業料補助事業の拡充が少なからず影響しているものと見られます。ただし、高校ごとに見ると受験者が増えた高校もあれば、減った高校もあります。自分が受験した高校の倍率が「上がった」「下がったか」、「2019年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)」「2019年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)_グラフ」で確認しておきましょう。最終出願時と大きく変わった学校はほとんどありません。なお、例年多くの学校で定員を若干上回る合格者が発表されています。
⇒「2019年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)」「2019年春埼玉県公立高校 受験状況(2.28)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.33倍以上〕
市立浦和1.87倍 浦和西1.65倍 川口市立1.55倍 所沢北1.51倍 川越女子1.49倍 蕨1.49倍 越ヶ谷1.48倍 所沢1.47倍 越谷南1.46倍 川越南1.44倍 上尾1.43倍浦和1.42倍 浦和北1.42倍 深谷第一1.40倍 川越1.38倍 与野1.38倍 市立川越1.38倍 大宮1.38倍 市立浦和南1.36倍 浦和第一女子1.34倍 大宮南1.33倍 春日部1.33倍
【埼玉公立】 最終志願倍率 君の志望校は?・・・
埼玉公立高校入試の志願者が志願先変更を経て2月22日に確定しました。受験生は3月1日の学力検査に向けて最後の追い込みに入っていることと思います。
制度変更後8年間における全日制普通科の同時期倍率の推移を見てみると1.15→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.20→1.19倍となっています。制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことが原因で倍率が低くなっていましたが,2年目以降は1.2倍台になり徐々に上がっていました。しかし、3年前に導入された学校選択問題の難しさが敬遠されたのか、2年前は若干低下しました。前年と今春は県の授業料等軽減幅が拡充された影響で、3年連続で倍率が低下しています。ただし,高校ごとに見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」,「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.22最終志願者確定)」「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.22最終志願者確定)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更前と大きく変わった学校は多くはありません。落ち着いて,学力検査に臨みましょう。なお,学力検査当日までに若干の辞退者が出る学校があります。
⇒「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.22最終志願者確定)」「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.22最終志願者確定)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.40倍以上〕
市立浦和1.87倍 浦和西1.65倍 川口市立1.55倍 所沢北1.51 川越女子1.49倍 越ヶ谷1.49倍 蕨1.49倍 所沢1.47倍 越谷南1.46倍 浦和1.44倍 川越南1.44倍 上尾1.43倍 浦和北1.42倍 川越1.40倍 深谷第一1.40倍
2019年 今春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月21・22日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。5年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,制度変更から数年たって状況が落ち着いてきたことから,4年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後8年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21→1.20倍となっています。8年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していました。しかし、2年前から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、2年前は若干低下しました。前年春と今春は県の私学に対する授業料等軽減幅が拡充された影響で低下しているようです。ただし,高校毎に見ると志願者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。ここでは、自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.19志願変更前)」「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.19志願変更前)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.40倍以上〕
市立浦和1.91倍 浦和西1.68倍 越ヶ谷1.56倍 越谷南1.56倍 川口市立1.56倍 所沢北1.55倍 深谷第一1.51倍 上尾1.50倍 川越女子1.49倍 所沢1.49倍 浦和北1.47倍 蕨1.47倍 浦和1.44倍 川越南1.44倍 与野1.42倍 市立川越1.41倍 川越1.40倍
⇒「2019年春埼玉公立高校 出願状況(2.19志願変更前)」 「出願状況(2.19志願変更前)_グラフ」
今春(2019春)入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2019年春の入試では、全日制普通科の9年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25→1.24倍と3年まで緩やかな上昇傾向にありましたが、前々年から低下に転じています。県独自の私学授業料等補助金の拡充が影響していると思われます。高校毎に見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、進路希望状況調査から今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2019年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 2019年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 2019年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2019年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「地域別・偏差値別グラフ」
2018春入試の倍率は? 悩ましい志望校変更・・・
埼玉公立高校の出願がいったん締め切られました。今回の結果を見て,志望校を変えたり,取り下げたりする受験生が例年出てきます。2月22・23日の志願先変更を経て最終的な応募者が決まります。4年前まで2度実施されていた志願変更の機会は,制度変更から数年たって状況が落ち着いてきたことから,3年前から1回に減りました。
全日制普通科の制度変更後7年間における同時期倍率の推移を見てみると1.09→1.21→1.21→1.22→1.24→1.22→1.21倍となっています。7年前の制度変更初年度は入試回数が1回のみになることに対する不安感から私立高校への入学手続きを済ませてしまう受験生が増えたことや,志願先変更が2回あったため、この段階では出願を見合わせて様子見をした受験生がいて倍率が低くなっていましたが(最終的な実質倍率は初年度1.15倍でした),2年目以降は倍率が徐々に上昇していましたが、前年春から導入された学校選択問題が敬遠されたのか、前年は若干低下していましたが、今春は県の授業料等軽減幅が拡充された影響で低下しているようです。ただし,高校毎に見ると応募者が増えた高校もあれば,減った高校もあります。自分が出願した高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知ることができます。「2018年春埼玉公立高校 出願状況(2.20志願変更前)」「2018年春埼玉公立高校 出願状況(2.20志願変更前)_グラフ」で確認しておきましょう。志願先変更で若干倍率が変わる学校が出てきますが,安易に志望校変更せずに,変える場合は学校の先生や保護者の方としっかり相談する必要があります。
⇒「2018年春埼玉公立高校 出願状況(2.20志願変更前)」 「2018年春埼玉公立高校 出願状況(2.20志願変更前)_グラフ」
■倍率が高い学校〔普通科(コース除く):1.50倍以上〕
越ヶ谷1.78倍 市立浦和1.75倍 南稜1.65倍 浦和西1.61 川口市立1.61倍 所沢北1.60倍 鳩ヶ谷1.59倍 大宮1.52倍 川越南1.52倍 所沢1.51倍 草加南1.50倍
今春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の進路希望状況調査結果が公表されました。今春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2018年春の入試では、全日制普通科の8年間の倍率の推移を見てみると1.22→1.20→1.24→1.25→1.25→1.27→1.26→1.25倍と前々年まで緩やかな上昇傾向にありましたが、前年から低下に転じています。県独自の私学授業料等補助金の拡充が影響していると思います。高校毎に見ると志望者が増えた高校もあれば、減った高校もあり、募集人員の増減も考慮しなければなりませんが、今春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため、「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2018年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「地域別・偏差値別グラフ」で確認しておきましょう。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
志望倍率上昇 2018年入試の倍率上昇への不安があるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し、思ったほど厳しくならない場合も。
志望倍率低下 2018年入試の倍率低下を期待できるが、「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し、思ったほどゆるやかにならない場合も。
⇒「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2018年春埼玉公立高校 志望者増減一覧」 「別地域・偏差値別グラフ」
来春入試の倍率は? 志望校はやさしくなる? それとも・・・
埼玉公立高校の10月1日現在の進路希望状況調査結果が公表されました。来春の入試が「厳しくなるか」「やさしくなるか」のヒントになる資料です。
2018年春の入試では,全日制普通科の6年間の進路希望調査時点倍率(希望者数÷募集人員)の推移を見てみると1.30→1.33→1.33→1.36→1.36→1.36→1.35倍となり、3年間1.36倍が続いていましたが、わずかに低下しました。私学進学者への支援金が拡大され私立志望者が増えたためでしょうか。ただし,学校ごとに見ると志望者が増えた学校もあれば,減った学校もあり,募集人員の増減が一部あるとはいえ,来春入試の人気の度合いをある程度知ることができます。注意しなければならないのは、前回の10月調査までは次年度の募集人員が公表される前に行われていましたが、今回から募集人員の公表が10月から6月に早まり、募集人員が公表されてから行われる10月としては初の調査になっています。前年までとは異なる状況になっている可能性があります。さらに、これから私立第一志望者が抜けていくことなどから、今後学校によっては大きく倍率が変わります。とはいえ、自分が受験を考えている高校の倍率が「上がるか」「下がるか」を知るヒントにもなるため,「倍率上昇・低下がひと目でわかる!2018年春埼玉公立高校 希望者増減一覧」と「旧学区別・偏差値別増減グラフ」で確認しておきましょう。学校ごとに前年までの希望調査と入試時の実質倍率の変化がわかるようになっています。
進路希望調査の結果を見るときのポイント
希望倍率上昇 2018年入試の倍率上昇への不安があるが,「進路希望調査」の結果を見て受験生が敬遠し,思ったほど厳しくならない場合
も。
希望倍率低下 2018年入試の倍率低下を期待できるが,「進路希望調査」の結果を見て受験生が流入し,思ったほどゆるやかにならない場合も。